外傷外科の勉強。外科学会の外傷外科指南塾に参加して。

おはようございます。
昨日は大阪の外科学会に参加してきました。
外傷外科指南塾も参加しましたが
外傷外科のポイントや手技を
４時間にかけて学ばせていただきましたが大変有意義な内容で、
外傷外科でも著名な先生方の熱意のあるわかりやすい講義内容であったためあっというまの４時間でした。

緊急手術の動画なども興味深いものでしたが、自分自身であの手技をやるとなると正直言って難しいかもしれませんが、何かあったときのために常に頭にたたきこんでおきたいと思います。

もちろんそう言った手技も大事なのですが、外傷の患者さんの治療に際し、チームワークや病院の環境整備も重要です。

搬送されてからの対応で
いかに早く手術の必要性を判断できるか、
バイタルサインやエコーなどでの判断など。
そして、手術が必要となった場合、いかに早く開腹や開胸できるか。

外傷における死の三徴が出る前に
損傷部位の止血などを完了できるか。

これらのことをするためには
医者だけの力だけではどうにもなりません。外傷外科の診療、治療について熟知したスタッフの力がないと救える命も救うことはできません。

たくさんのことを勉強させていただいた先生方やACS学会、外科学会に感謝します。

これからも頑張ります。


今回の地震で
たくさんの方々が被害にあわれています。
僕自身もできることがあれば、どんな形であれ協力したいと考えています。

大変残念なことですが亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
避難されている方々のご無事を心からお祈り申し上げます。