疑う。
こんばんは。
GWはいかがお過ごしでしょうか?
僕は、これといって特別なことはなく、
いつもどおり病院に行って、
患者さんの様子を見て、
いろいろ話をして、
カルテを書いて、
・・・
いつもと同じことをしています。
患者さんと話をするときに気をつけることは、
『いつもと違うと感じたことに対し、
何かしらの疑いをかけること。』
そして、
『安易に大丈夫と思わないこと。』
どこの病院でも同じだといえますが、
患者さんにはお年寄りが多いですよね。
お年寄りの症状で気をつけないといけないのは、
典型的な症状と典型的な病気が非常に結び付けにくいこと。
もちろん、比較的若い方でも、教科書的な典型例は多くないですが、
お年寄りの場合、特に注意しないといけません。
『なんかしんどくなった。』
『なんかだるくなった。』
『体を動かすのがつらい。』
などなど・・・
日常で交わされるような会話の中に、
何か隠れているかもしれません。
僕のような未熟者が安易に大丈夫と思ってしまうのは論外だし、
だからといって、いろいろな検査をいっぱいやるわけにはいかない。
そこにも、さまざまな観点からの判断力が大切になります。
僕の場合、まず疑って、話を聞いて、診察をして、
今までのデータを見直して、指導医の先生に相談する。
迷うことばかりですが、
さまざまな観点から再度患者さんのことを考えるようにしているので、
少しづつ、本当に少しづつですが、
幅広い考え方や柔軟な思考ができるようになっている気がします。
先輩の先生方から比べれば、まだまだですが
疑うことから全てから始まる。
明日もがんばります
それでは